他の章で、川の舶乗を表わす京(けい)とい う単位や、岨の帥乗の不可思議(ふかしぎ)、川の 胡乗の無量大数(むりょうたいすう)という単位 があることを述べました。 ここではそれと反対に小さい数字について考え てみましょう。先の大きい数字のことが書かれて いるのは、吉田光由の著した『塵劫記』ですが、 同様に小さい数に関しても『塵劫記』に書かれて います。 以下に、その数の単位を列記します。 糸(し)Ⅱ皿のマイナス4乗。忽(こつ)Ⅱ岨のマ イナス5乗。沙(しゃ)Ⅱ川のマイナス8乗。塵(じ ん)Ⅱ、のマイナス9乗。模糊(もこ)Ⅱ川のマイ ナス略乗。瞬息(しゅんそく)Ⅱ、のマイナス陥乗。 剰那(せつな)ⅡⅢのマイナス肥乗。虚空(こくう) Ⅱ、のマイナス別乗。 圃謝雛麗託つ銅 67